パーソナルカラーとメイクアップ③
パーソナルカラーの診断方法
(モバイル版の画面だと色が正しく表示されない場合があるため、PC版からの閲覧を推奨します! / カラーチャート(色見本)は、Macのモニター画面に表示されたものを使用しています。)
こんにちは(*´꒳`*)
遂に、「パーソナルカラーとメイクアップ」が本格スタートします!
今日のモデルは、わたしの十年来の親友です。
今回のために、完全なるすっぴんを披露……!!!
パーソナルカラー診断からメイクが仕上がるまでに、五時間以上かかりました。
もちろん、途中途中に休憩を入れておしゃべりしたり、
セッティングしたりもしましたが……(笑)。
どんなに忙しくても、結婚式のメイクはわたしが担当する約束もして……(笑)。
***
パーソナルカラー診断を始める前に、
これからの記事の流れについて簡単にご説明します。
パーソナルカラー診断を通して、ベストカラーとワーストカラーを探っていきます。
同時に、その過程で様々なカラーパターンのできるだけ確認していきます!
メイク上達になりたいなら、先ずはツールから揃えよう!
それぞれの色が見つかったら、早速メイクに取り入れていきます。
ベストカラーを基にカラー化粧品を選んで、顔の輪郭や目鼻立ちなどを分析しながら、
それに合った色をどう使っていけばいいのかを確認していきます。
モデルの写真を見ながら説明をよく読んで、自分の顔に適応させていきましょう!
必要なものだけを選んでいってくださいね。
オルチャンメイクはベースメイクから
パーソナルカラーの診断方法ですが、
診断用ドレープ(色布)と、
メイク上達になりたいなら、先ずはツールから揃えよう!
『ゲコのパーソナルカラーブック』にあるカラーカードページを使います。
ドレープや本のない方は、各画像ごとのカラーチャートを確認してくださいね。
カラーチャートを参考に、家にあるスカーフや服などを代わりに当ててみてください。
それから、肌の検査に、肌・髪・瞳の色のコントラストなどもチェックします。
+
画像はすべて動画をキャプチャしたもので、修正は一切加えていません(人ω・*)
***
それでは始めてみましょう♪
一番初めに、本のカラーカードページをパラパラとめくっていきながら、
血色が良く見えはじめたページ、反対に血色が悪く写りはじめたページをチェックします。
この時、部分部分を見るのではなく、顔全体と色のバランスに焦点を当てていきます。
顔の一部に集中するのではなく、色と顔のバランスにのみ集中しましょう。
色だけが強調し過ぎていないか、色がしっかりと顔を引き立たせられているか、などなど。
ここですぐに答えが出てくるわけではないので、正解を見つけようとはしなくていいです。
大体の感じを掴んだら、本格的に診断を始めてみましょう。
人によって少しずつ差はありますが、
レッド系とブルー系でおこなうのが一番簡単だと言われています。
なので、わたしも1次診断はレッド(暖色系レッド VS 寒色系レッド)と
ブルー(暖色系ブルー VS 寒色系ブルー)でおこない、
続けてグリーンとイエローを見たあとで、明度と彩度をチェックします。
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1. 暖色系レッド VS 寒色系レッド
どちらの画像のほうが、顔全体が安定し、スキントーンが均一に見え、血色が良く見えますか?
正解は、左側です!!!
左側のほうが顔全体が安定し、スキントーンが均一に見え、血色が良く見えます。
右側はというと、少し色白に見えるのでこちらを選らんだ方もいらっしゃると思います。
ですが、じっくり見てみるとキレイな色白ではなく、血色を失って蒼白化しています。
特に、唇の色に注目してみてください。血色の悪さを確認できます。
韓国女性はM**のブラシ使わない。その理由は?
2. 暖色系ブルー VS 寒色系ブルー
どちらの画像のほうが、顔全体が安定し、スキントーンが均一に見え、血色が良く見えますか?
こちらもやはり、左側のほうが安定して見えます。
左側のほうがスキントーンが均一で、明るく見えます。
前の寒色系レッドとは違って、色白には写っても血色の悪い感じはしません。
右側はというと、血色がそこまで悪くは見えませんが、
スキントーンがくすみがちで、全体的な均一感がありません。
特に、目の下のクマや口まわりの色がまったく整っておらず、逆に強調されてしまっています!
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暖色系ベースが肌に合うことを確認できたので、
次は暖色系ベースの中でトーン(明度+彩度)をチェックしてみましょう。
3.高彩度のビビッドな暖色系レッド VS 中~低彩度の落ち着きある暖色系レッド
どちらの画像のほうが、色と顔のバランスが良く見えますか?
ここでは、先ほどのように細かくじっくりと顔を観察するというよりかは、
色と顔の全体的なバランスを見ていきましょう。
色と顔にばらつきがなく、バランス良く見えるのはどちらの画像でしょうか?
正解は、左側です!!!
右側の場合、顔よりも色のほうが引き立っています。
(写真よりも実際に見たときのほうが、より強く感じられました。
色が前にバッと出てくる感じ (๑⁺д⁺๑))
逆に、左側のほうは顔と色のバランスが良く、色がさり気なく顔を引き立ててくれています。
このように、暖色系レッド(+ブルー)系の中から深みのあるレッド、
落ち着きのあるレッド、 鮮やかなレッド、くすみのあるレッドなどを選んで比較していけば、
どのあたりで顔と色のバランスが保たれ、顔色が良く見えるのかがすぐにわかります。
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参考)
暖色系・暖色系・寒色系・寒色系・暖色系・暖色系・寒色系・寒色系です☆
ここで一度、明度と彩度に注目してみてください!
まずはレッド系とブルー系、続いてグリーン、イエローと順に見ていきましょう。
人によって少しずつ違ってきますが、
平均的にはレッド系とブルー系がいちばん比較しやすく、
肌もはっきりと反応してくれるようです。
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それでは、イエロー系も一度一緒に見ていきましょう。
4.オータム(暖色系 / ソフトトーン)VS サマー(寒色系 / ライトトーン)
少し難しく感じたら、全体的なバランスだけを見てみてください。
ぱっと見ただけでも、右側は色のほうが先に視界に入ってきて、
色が前に押し出てくるような感じがしませんか?
それに比べて左側には、安定的した穏やかな感じがあります。
もう少し具体的に説明すると、右側は、口まわりが青みがかっています。
鼻の下にもひげ痕のような青みを確認できます。
肌の白さでいうと、右側のほうが白く見えるかもしれません。
ですが、パーソナルカラーは単純に顔を色白にするのではなく、
血色を奪い蒼白化させるのです。
(色白になる反面、顔の輪郭線がぼやけてむくんで見えるケースも。)
右側の画像のクマにも注目してみてください。
左側よりも濃く見え、スキントーンに全体的な均一感がありません。唇の血色も悪く見えます。
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5.オータム(暖色系 / ソフトトーン) VS スプリング(暖色系 / ペール)
こちらもやはり、色が前に押し出てくる感じがあります。
また、部分的に明るくなったため、スキントーンが均一に見えません。
同じ暖色系ベースのソフトトーンとペールトーンなので(モデルは中~高明度まで適応)、
前の画像と比べてそこまで悪くはありません。
ですが、やはりソフトトーンのほうが顔全体が安定して見えます。
ここで少し、スプリングとオータムの違いについて説明したいと思います。
スプリングもオータムも、
同じ暖色系ベースではありますが、明度と彩度に違いがあります。
オータムとサマーも同様に、同じ寒色系ベースで明度と彩度に違いがあります。
それでは、サマーとスプリングの違いとは?
ずばり、 サマーのライトトーンとスプリングのライトトーンは
似たような明度と彩度を備えていますが、
暖色系ベースと寒色系ベースに分けられるのです。
本来ならば、シーズンで区別するより、
明度と彩度(トーン)で区別したほうが明確でわかりやすいのですが、
この点に関しては、今後PCCSのトーン表とカラーチャートを使って記事にしていきますね。
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6.オータム(暖色系 / ソフトトーン) VS ウィンター(寒色系 / ブライトトーン)
ぱっと見ただけでもウィンターの感じは……(笑)。
色がかなり前へと押し出てくる感じで、
顔も青白く見え、スキントーンも均一に整っていません。
(パーソナルカラーが本当に不思議な点。
わたしが診断させていただいた、
パーソナルカラーの結果がウィンター・ブライトトーンだった方は、
その正反対にあるソフトな色を合わせるたびに、
顔色が悪くなり、くすんでいました。
逆に、ビビッドな色を合わせると、そのたびに顔色が良くなり、
色が顔全体を引き立てている、そんな感じが強くしました。)
この段階で、モデルは暖色系ベースの肌であること、
高彩度よりかは中~低彩度が合うことが明確になりました。
ですが、明度が中明度以下に落ちてはいけません!
つまり、中~低明度+中~高明度のトーンなのです。
まだ自分に合う色を見つけられずに迷っている方がいたとしても、大丈夫!!!
確認することはまだたくさん残っているので……(笑)。
たくさんのパターンに触れていくことで、だんだんと勘が掴めてきますよ。
韓国女性がみんな美肌に見える理由 ―韓国発のものすごいメイクツール
モデルによく合っていたカラーカードページです。
93~105ページ(オータムタイプ)の中から、特に合っていた三色を選び抜いてみました。
顔にさり気なく血色を与えていて、バランス良く安定して見えます。
色が顔を引き立たてている感じがします。
メイクで隠せない毛穴が悩みなら―ファンデよりもメイクブラシを探すべき
モデルに合っていなかったカラーカードページです。
64~75ページ(サマータイプのライトトーン)の中から、特に合っていなかったカラーを。
唇の血色に注目してみましょう!!!
顔が白くは見えますが、キレイな色白ではなく、青白く血色の悪い感じですよね?
顔の輪郭線もぼやけていてむくんで見えます。
また、全体的なバランスをとってみても、色だけが押し出て見えます。
顔とのバランスが取れていません。
韓国女性はM**のブラシ使わない。その理由は?
モデルに更に合っていなかったカラーカードページ、
121~133ページ(ウィンタータイプのブライトトーン)です。
撮影時には、肌の反応がいちばん大きかったページでもあります。色の大放出!!!!
モデルの特徴としては、
ペール感がありすぎると顔がむくんで見え、彩度が強すぎるとくすんで見えます。
このように、顔に表れる特徴は人によって少しずつ違ってきます。
(わたしの場合、低明度であればあるほど顔がくすんでいきます。)
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そして!
寒色系ベースでも、明度と彩度は肌に合っているためそこまで悪くは見えない、
サマータイプのページ(77~91ページ)です。
ここでは、何よりも明度と彩度が重要だということがわかります!!!
ベストトーンに比べるとそうでもないですが、
色が押し出て見えたり、顔色が悪かったりくすんで見えたりはしません。
バランスが100%良いわけではありませんが、
ほかのワーストトーンに比べてそこまで悪くありませんよね?
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もう少しわかりやすく説明するために、
モデルに合うカラーと合わないカラーを隣同士で比較してみます。
左側は顔色がパッとして見えますが、
右側の肌は青白く、唇の血色も悪く、口まわりが青みがかっています。
これでもうおわかりですよね!!!
色白に見えるからといって必ずしも良いカラーではないのです。
明度だけをとってみれば、右側の肌のほうが明るいのです。
メイクで隠せない毛穴が悩みなら―ファンデよりもメイクブラシを探すべき
それでは、診断結果です!!!
モデルにいちばんよく合うベーストーンはソフトトーン。
そのほか、一部のライトグレイッシュトーンとソフト寄りのダルトーンです。
このような、落ち着いていながら温かみのある色がよく合います。
もう少し広めに押さえていくと、
ソフトトーンを中心に、その周りにあるトーンが合います。
この時、色は寒色系ベースより暖色系ベースのほうがいいです。
韓国女性はM**のブラシ使わない。その理由は?
逆に、最も避けるべきトーンは、
高彩度の寒色。
そのほか、低明度すぎるほど顔色が悪くなります。
ペールトーンやライトトーンだと、ワーストまでとはいきません。
韓国女性がみんな美肌に見える理由 ―韓国発のものすごいメイクツール
ベストトーン / ワーストトーン
では!!!!!!
ベストトーンとワーストトーンが決まったので、
ここからはそれらをメイクに取り入れていきましょう!!!
その前に、モデルの顔型や目鼻立ちをチェックしていきたいと思います。
1)顔型から見ていきましょう。
顔面中央部の長さも程よく、顔の比率が良いほうです。
あごの長さも程よく、ラインもシュッとしていてキレイです。
頬ぼねに関しては、目の横に余白が生じるので、
シェーディングとハイライト、そして二色のブラッシャーを使ってカバーしていきます。
次に、若干へこんでいる目の下の部分をハイライトでカバーしていきます。
この部分が引き上がって見えることで、頬ぼねも一緒にカバーされます。
この部分をカバーすれば顔に立体感と小顔効果が生まれ、
見た目のリフトアップ効果も期待できますよ。
白線部分にコンシーラーとハイライトを少し明るめに入れて、
引き上がったような肌にみえるようにしていきます。
2)眉に移って、
画像のような上向きの眉だと頬ぼねも同じ方向に突き出て見えるため、
白線部分の毛を取り除いて眉を整えていきます。
目のフレームに注目してみましょう。
黒目がある目の中央から終わりの部分まで、すっきりまっすぐに伸びていますよね。
ですが、ここで眉を下がり気味に描いてしまうと、
目元の印象が重くなってしまう可能性があります。
なので、眉は白線部分のみを取り除いて、下がり気味には描かかないようにします。
目元と平行になるように、すっきり横に流しながら描いていきます。
3)目元を見ていきましょう。
一枚目の画像の点線部分に注目してみると、
目の中央部から横へとまっすぐに伸びているのがわかります。
二枚目の画像の下まぶた側のフレームを見るとわかるように、
釣り上がった目元でもあります。
モデルのまっすぐに伸びた目のフレームを活かしたいので、
アイラインはあえて下がり気味には引きません。
その代わり、下まぶたのラインはやや下がり気味にして、
すっきりぱっちりとした目元を作っていきます。
目尻が釣り上がり気味だと、頬ぼねが更に突き出て見えてしまうというのもあります。
なので、こういった目元の方が、下まぶたのラインを黒で引くのはNG!
目元が更に重くなり、頬ぼねが更に突き出て見えます。特に、笑った時にです。
笑った時に頬ぼねが上がることで、下のフレームが更に釣り上がって見えます。
わたしの目元と比較してみましょう!
わたしの場合、黒目を中心に目のフレームが丸く下がり気味で、
下まぶた側のフレームは若干開けています。
鋭くも柔らかくもない、その中間あたりの目元です。
早速、鏡で目の上下のフレームの向きを確認してみてください。
◆POINT◆
キツめの目元(猫目とも言いますよね☆)でお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
そうでない方は、そのままのフレームを活かしていきましょう。
柔らかな目元にしようとアイラインを下がり気味に引くのは、絶対にNG!!!
下がり気味のアイラインを引くことだけが正解ではありません。
今すぐ鏡を見てみましょう!
目尻だけが釣り上がっていてキツく見えるのか、
それとも下のフレームが釣り上がっていてキツく見えるの目元なのかを確認してみましょう。
大体の方が後者だと思います。モデルの場合も後者です。
下のフレームが釣り上がっていることで、キツめの目元に見えるのです。
メイク上達になりたいなら、先ずはツールから揃えよう!
こういった場合、アイラインを下がり気味に引いたからといって、
必ずしも柔らかな目元に仕上がるというわけではありません。
下のフレームを全体的に下げていかなければなりません。
シャドウが上手く塗れない、グラデーションがキレイにならない…メイクの悩み、問題はツール!
その方法は、
上まぶたのアイラインは本来のフレームをそのままふちどり、
だんだん力を抜いていくようにして下げていきます。
下まぶたのラインに関しては、更に細かく調節していく必要があります。
そうすることで、目元全体がすっきりぱっちりして見えます。
二枚目の画像のように、目尻側が開けて見えるようにしていきます。
白く染まった部分には明るめのアイシャドウやハイライトを載せて、
黒の点線部分にはブラウンのアイライナーやアイシャドウを入れていきます。
これらの部分をうまく調節していけば、頬ぼねもカバーできちゃいます!
これで大体の分析が済んだので、
次回の記事ではカラー化粧品を選んで、メイクの段階に入っていきたいと思います。
最後にメイク完成後の写真を公開!!!
それでは、次回もお楽しみに♪